ミャンマー ヤンゴンのホテルであったテロについて

旅行に携わる人間、特に現地にいる人間が
正しい情報を発信することが大変重要であり、
またそれこそがこのブログの存在価値なんだと思うので
投稿いたします。

情報元は主に現地のインターネット配信をしている新聞社のニュースです。
Irrawaddy News や Myanmar Times の2つが中心です。

昨晩(2013年10月14日)、午後23時15分
ダウンタウンの玄関口に位置する5つ星ホテル、トーレーダーズホテルの
9階のある客室で爆破事件がありました。
被害にあったのは家族で滞在していたアメリカ人家族の母親です。爆発物は風呂場に設置されていました。事件後、母親はすぐにヤンゴンのジェネラルホスピタルに搬送。幸い、子ども二人と父親には怪我はないそうです。
詳細はわかっていませんが、爆発の規模は他の部屋に影響を与えない程度だったそうですが、当該客室の窓は完全に割れる程の規模でした。

先週の金曜日より起こっている爆発事件は同一の爆発物を使っていることより
同一犯、もしくは同一犯行グループが疑われています。
タウンジー(間違いです。訂正いたします) タウングーのゲストハウスとヤンゴンのバス停で爆発事件が2件。マンダレーとヤンゴンの中華レストランで不発の爆発物発見が2件)

この事件により今年の年末に迎えるシーゲーム(Sea games ASEANオリンピック)のセキュリティに関して大きな疑問が投げられかけています。

 

ここまでが新聞の記事紹介です

ここから私の個人的な観点

 

今回のテロはこれまでミャンマーで行われていたテロや衝突とは大きく違うように見えます。これまでテロや衝突というのはあくまでも対立軸がはっきりしていました。少数民族中央政府イスラム教徒仏教徒といったように利害関係がわかりやすかったです。しかし、今回に関しては朧げにしか見えません。
唯一共通だと思われるのテロの対象は、中国系資本の飲食店とレストランに偏っているということ。しかし、タウンジー(間違いです。訂正いたします) タウングーのゲストハウスやトレーダーズホテルなど、外国人観光客が被害にあう確率が高い所を狙う目的が不明です。外国人観光客やビジネスマンが被害を受けてしまうと、どんな目的であれ、国際社会的な理解・協力は受けられなくなってしまいます。
先程の例を挙げると少数民族も中央政府もイスラム教徒も仏教徒も国際社会を得ようと必死です。そんな彼らがホテルなどをテロ対象にするというのはどうしても考えにくい。

また今回被害に合われたのは、アメリカ人。
合衆国政府がこれに関してどういう風に関わって行くのかということが非常に難しい所です。アメリカとミャンマーの関係からすると、合衆国政府が介入しないという線は非常に少ないと思います。ただ中国資本を狙ったテロだとすれば、アメリカが中国の保護に走るというのも考え辛い所です。

現在の所、テロの対象や目的が不明なので、今後の推移を注意深く見守って行きたいと思います。


Posted in 現地情報.

5 Comments

  1. はじめまして。いつもブログを楽しく拝見しています。
    今回のトレーダーズホテルの爆破事件は、被害者の事を大変お気の毒と思うとともに、ミャンマー渡航予定者としては大変心配な事件でもありました。今後とも現地の情報をご提供くださいますと大変心強く思います。たかより

    • たかさん
      ブログをご覧いただきありがとうございます。
      旅行業に携わる人間としてこういう情報を流すのは非常に心苦しいですが、出来る限りの情報を提供していこうと思っていますので今後ともよろしくお願いします。
      これの余波で一本丸ごとツアーがキャンセルになってしまったのはキツいですが…

  2. タウンジーのゲストハウスで爆発事件があったというのは他の都市との間違いではないですか?
    タウンジーでは、まったくその話題は出ていません。

    • akariさん
      情報提供ありがとうございます。急いで確認した所、タウンジーではなく、タウングーという街でした。大変失礼いたしました。
      今後はこのような間違いがないよう気をつけます。
      今後ともよろしくお願いします。

  3. 私はヤンゴンで2年半前から仕事を作っています。のでただの一つの考えです。
    私の知っている範囲ではございますが、ミャンマーの方たちの生活の感覚が私は好きです。道を歩いていれば声をかけてくれますし、ウィンさんや皆さん、親切に色々な話をしてくれます。

    夜はワイワイにぎやかで、とても心の豊かな人がたくさんいます。この素敵なミャンマーで私の会社が何かお役に立てれば幸せだなと思っています。

    さて本題に入ります。ご存知の通り、今ミャンマーでは政府が民主化に力を入れています。

    とてもいい事だと思います。しかし制作のやり方によっては、悪い事の方が多く起こるのではないかと私は考えています。

    その理由は、今ミャンマーを動かせる人は、政府とお金を持っている方がほとんどです。つまり、このままだと、適当な理由をつけて、政府やお金持ちに有利な政策や法律がどんどんできると私は思います。

     

    適当な理由とは、例えば:国民は皆、平等だから好きな仕事をして、好きなものを買える。車、パソコン、テレビに服、好きなものが欲しければいっぱい働いて買ってください。と政府がいったとき、

    結局その言葉は、政府やお金持ちにお金がいっぱい入ってくるような流れになっていて民主主義社会での弱い立場の人のことを考ず、自分達の事しか考えてのではないかと私は考えます。

    今から弱い立場の人のことを考えていないということを例え話で説明します。

    地方に隣に住むAくんとBさんが居ました。Aくんがヤンゴンでいっぱい働いて自動車やパソコンにテレビを買いました。ひさしぶりにAくんが地元の地方に帰りました。その時、隣に住んでいたBさんがそれを見て聞いていいなと思いました。 そこでBさんもヤンゴンに働きに出ました。

    しかし、民主化のため基本的に新しい仕事の多くは先進国と関係する会社が多く、英語が話せるか、年齢制限、車の免許、信用に至るまで採用条件がありました。

    条件を満たしていないBさんは採用されず地元に帰り今までの低収入仕事をしました。

    Aさんは採用されて働いていますが、その会社には勤務時間に、規則まで、今まで体験したことのない先進国の考え方や環境を強要されてます。Aさんはとても優しく、真面目ですから、対応することができました。

    この段階で、高収入になったAくんと仕事が手に入らず低収入の仕事のBくんに分かれます。

    一見小さな分かれ道。しかし将来必ず大きな溝につながると私は考えます。

     

     

    〜高収入になったAくんの将来の話〜

     

    民主化が進み生活環境は豊かになり(病院、学校ができる)、今まで見たことも扱ったこともない物を手に入れたり、食べたり、身に付けたりできます。強い立場になっていきます。

    その反面、先進国の貧しい考え方を学ぶ人も出てくると思います。それは何かというと、

    お金がいっぱいある方がいい、いいものが欲しい、お金がないとかわいそう、お金を持っているから私のほうが偉いなど、

    お金を基準に物事を考え、自分を中心に周りの人を評価し始めるという、結局とても心の貧しい人になる可能性があると私は考えます。

    〜仕事が手に入らず低収入の仕事をするBさんの将来の話〜

    なぜ同じ人間なのに私は採用されず、隣に住んでいたAくんは採用されたのか?年齢や能力がないからと評価をされます。民主主義社会では、やる気だけではどうしようもないことも有ります。仕事を得た人が地元に帰ってくると、見たことも、聞いたこともない物を持って帰ってくる。また自慢話をされる。欲しいものも買えず、Aくんとは反比例、弱い立場になっていきます。

    羨ましいし、納得もできないと不満を思う人も少なからず出てくると思います。

    こういう経験をされた人達が集まると、自分を表現する場所がない訳ですから、国に対して、ストライキを通り越し最悪の場合テロリストという組織になり、心の貧しい人にたる可能性があると私は考えます。

    この中で仮に順番を付けるのならば、

    1番いいのは、政府やお金持ち、

    2番はAくん(強い立場で、心が貧しい)、

    3番はBさん(弱い立場で、心も貧しい)でしょう。

    社会的に弱い立場で心の貧しいBさんは民主主義社会での弱い立場の人と言えるでしょう

    先進国の考える民主主義社会では、必ず1人1人に立場ができますし、部長、課長、部下、給料と環境も与えられます。今までのミャンマーにも立場や環境はもちろんあったとは思いますが、このように

    お金を基準に物事を考え、自分を中心に周りの人を評価するという先進国独特の立場、環境の作り方は、今まで不便のない生活をしていた人でも不便を感じること、

    今まではなんとも思わなかった人も自分は不利な立場と教養されかねません。この立場や環境は先進国が作り出した、ただの付加価値にすぎません。幻想です。民主化ではないと私は考えます。

    しかし、民主化が進めば環境が変わるわけですから必然と今までとは違う立場や環境になるのは仕方ありません。しかし、一般市民を中心に立場や環境を考え政策していけば

    必ず民主主義社会の中の立場や環境の弱い人から良くなっていくと私は考えます。

    私は、ミャンマーで先進国、民主主義の手本となる会社を目指し知識の再現ではなく、知識を表現しようと強く考えています。

    以上

    私の考えはまだまだ甘い中、読んで頂きありがとうございました。

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